仲間と一緒に歩みだす子どもたち

保育園は、卒園式が終わっても3月31日まで年長の子どもたちの元気な姿があふれています。そんなある日「もう一回太鼓と荒馬をやりたいなぁ」という子どもたちのリクエストで、卒園式で発表した太鼓と荒馬をやって見せてくれました。

青空の下に「ラッセラーラッセラー」の声が響きます。保育園中の子どもたちが集まってきて、一緒に「ラッセラッセラッセラー」と掛け声で応えます。

青森の民俗芸能を教材化した荒馬の魅力は、自分一人ではなく相手や仲間を感じ、心と身体が共に震える「共振」する体験にあります。

地面を踏みしめ、軽やかに跳ね、一人ひとりが自分なりの「楽しい!」「気持ちいい!」を表現して、仲間と響き合う姿に胸がいっぱいになりました。

乳銀杏保育園の保育証書にはこんな言葉が記されています。

「自分の考えをしっかり持って、友だちといっしょに歩む子どもになってください」

24人の子どもたち 卒園おめでとう!